花咲く季節に花と散る。

昨日、知り合いの葬儀に出席してきました。悲しかったとです。ヒロシです。

まだ48歳という若さで、桜咲くこの季節に一人息子を残して…。

今日一日が無事であるように祈っていても、明日も生きているという保証はないのだなと思いました。

 

葬儀会場には、住職が4人も。

葬儀の始めに、曹洞宗の葬儀の進め方と意味についてお話がありました。

その和尚さん、「どっかで見た顔だな」とよくよく見れば、地元合唱団を指導されている中○○男先生でありました、なんとなんと。

 

中○先生の読経をお聞きするのは今回初でした。

実におおらかに、しかも諸行無常の響きあり、その上に伸びやかなヴィヴラートまで付けて~。

その後、他の住職と合唱になるのですが、予想通りユニゾンとはならず、微妙な和音が場内を席捲したのでした。

 

音楽にも精通している和尚さんと、そうでない和尚さんの読経は少しばかり表現が違っていました。

 

それにしても、寺の住職皆様すばらしい発声で「荘厳な響き」でありました。

頭声発声、胸声発声、いずれにしても「からだのリラックスと響きをつくる適度な緊張」がもたらしているのでしょうと感心したのです。(こま)

合唱、そして合掌。