ふるさとの民謡に泪した。

息子の通う農業高校で、田植え作業を終えた労をねぎらい田の神をお奉りする行事(早苗振り)があって参加した。

3年連続の参加で今年は最後となったが、今回も郷土芸能部の唄と演技にまた泣かされました。

やっぱり自分は秋田県民なのだと思い知る。アァ、民謡王国あきた万歳!

ハァセイヤァ―、ドドんドドん。生保内節、秋田甚句、秋田おばこ節、どんぱん節などなど。

秋の豊作を願い、「結(ゆい)」の仲間たちが料理を持ち寄り、飲んで唄って踊って楽しんでいたのだろう。

娯楽の少ない時代に、日々のくらしを唄で踊りで表して楽しんでいたのだと思う。

 

あの和太鼓の音と、秋田三味線と女子高生の“張りのあるアカい声”にとても弱いワタシ。

 

神様に感謝、人に感謝、健康に収穫に感謝。

普段は気にしていなくとも、色んな人や物に支えられ生かされているのです。

 

♪吹けや生保内東風(おぼねだし)

♪七日も八日も

♪吹けば宝風のぉー稲実る~

 

民謡を有難く聞いたあとは、農場で大切に育てられた豚さんジャガイモさん達も、優しい味で私のお腹に無事に収まりました。合掌。(こま)