休みの前日「よし、明日は映画(のみとりざむらい)でも観に行こう!」とたくらんでいたそんな時、職場の先輩から不意打ちを喰らった。
「おめ、明日家にいるか?」「はい、おります」
「では、俺の代わりにある人の家にランチに行ってくれないか」「はい、大丈夫です」
「1000円掛かるが立替ておいてくれ」「了解です」と。
その家の場所、お名前、時間など最低限の情報だけで行くことにした。
会ったこともない人の家を訪ねるまで、何ともいえない不安が渦巻いておりました。
玄関の表札を確かめドキドキしながらピンポ~ンを押してみた。
見知らぬオジサンが顔を出したので「〇〇の代理で来ました(こま)でーす」。
すると、そこの家のご婦人がエプロン姿で「まあ、どうそ、どうぞ」と促してくれたので
入ってみる。そこでは、テーブルを囲んで4~5人のご婦人方と、F・Bでみたことのあるオジサンが料理中で、皆んなエプロン姿でノート片手にメモを取っているのでした。
なんか楽しそうでした。
教えているオジサンは韓国出身の方で、チヂミを焼き、タレの作り方を指南中。
な~んも知らないワタシは、質問しながらコミュニケーションを取ろうと心がけました。
さあ、食べましょう!
10人位でテーブルを囲み、ランチを戴く。そこには韓国の家庭料理の数々が処狭しと並び、とても幸せな気分になりました。サンチュにご飯を乗せ、焼いた豚バラ肉にニラキムチを乗せ、しめやかに両手で包む、食べる、食べる、また食べる。
他にもボリューム満点の料理がテーブルいっぱいに並んでいました。
(写真が無いのが残念です)
毎回、いろんな外国人シェフをお招きして家庭料理を学び、食べて会話を楽しむ会みたいでした。神奈川から来た人、山口の人、地元の人など参加者も様々。
「今度はエプロン姿で」と軽~くリップサービスしつつ、食後2時間ほど滞在して退散。大変お世話になりました。楽しかったです。
料理は楽しい、会話も楽しい。
欲を言えば酒と音楽があればもっといいのになぁー。
でも、正直いってこんなにドキドキして昼飯をご馳走になったのは生まれて初めてでした。今度どっかで手料理を囲んで一杯、どうでしょう?(こま)
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