「終わった人」と、まだ終わってない人。

先週、中学次代の同窓会があって岩手県に戌年わんわんバスツアーで花巻温泉一泊の小旅行となり、沢山の懐かしい顔ぶれと再会。(ヒデキ・カンレキ~)

同じバスに初恋の人もいました。元気でした。良かった。

学校祭でやったフォークダンスのことを思い出し、ひとりで胸キュンしちゃいました。

当時、マイムマイムやオクラホマミキサーの曲が流れ終わる頃に、その人と手をつなぐことが出来たトキメキが蘇ってきました。

もちろん、お互い「あ・れ・から40~年」なので、お互い目じりはタレてシワも生え際の後退やら薄毛・白髪もある訳ですが、ちょっとドキドキ。(青春は、太陽が、くれた季節~)

 

今、秋田出身の内館牧子さんの「終わった人」を読んでいます。

都会の某銀行を定年退職して毎日が日曜日という生活が続く。

やがて妻からも煙たがられ、自分の居場所がどこにもないことに気づく。

懸命に働いてきた俺だったが、組織から放り出された時から「終わった人」となる。

周りの終わった人達はどうしているかと見れば、ジム通いして昔の自慢話に花が咲く。

このままでは終われないとばかりに、大学院を目指すきっかけがあり、色白で美人な秋田県出身の30代女性に心トキメく、岩手出身の主人公62歳男性。

 

彼女:『岩手県はいいところですね。』

彼:『イーハトーブ(理想郷)といわれますが、県民は宮沢賢治派か石川啄木派の2タイプに分かれるようです』

 

話は戻りますが、

警視庁〇暴担当の同級生から一言、「お前ら、定年退職したらどうすんの?」

その問いに、この期に及んで「自分は何も決めていない」のだということに気づかされました。が、俺だってまだまだ終われないのである。

 

妻:若い誰かに恋でもしたら?

夫:本気になったらどうする?

妻:お互い許しあえる年齢だからそれもありかと。

☆彡ふーむ。

 

こんな小説の様にいくはずもないのですが、トキメキだけは大切にしよう。(こま)

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コメント: 1
  • #1

    照井咲枝 (土曜日, 30 6月 2018 00:54)

    昭和な時代・・・いいですね~最近昭和歌謡が頭から離れません
    あなたはもう忘れたかしら・・・学生街の喫茶店でわけもなくお茶を飲んで話したことを…気が付けば、今はもう秋、だれもいない海…私は忘れない!うみに約束したから!
    でも、結婚するって本当ですか・・・・