この本を注文された方は、こんな本も見ています。

この写真は、先日いただいた羊羹です。おひとり様用のヨウカンです。もう食べてしまいました。リョウカンではありません。

ところで、今チャレンジしている「良寛相聞」について調べていく内に、もっと知りたくなって瀬戸内寂聴さんの書いた「手毬」という本をネット注文したのです。その本は今日届くのです、ワーイ、今晩から読んじゃうのです。

 

「発送しましたよ!」のメールがあって、「この本を注文された方は、こんな本も見ています」という追加注文を促す画像がそこにありました。寂聴さんの書いた本の紹介が5冊ほどあり、その中に「孤独を生ききる」というものが表示されていました。

 

昨日のNHKで、孤独死を取り上げた番組があって見ていました。ナレーションに、孤独死は高齢者だけの問題ではなく働く世代にも広がっているのだという。特殊清掃員で遺品整理士の方が死後2か月経って発見された方のマンションを清掃している映像でした。

妹さんが、亡くなった56歳の兄について「便りのないのが元気な証拠という言葉はもう通用しない世の中になってしまった」と語っていました。外出もなく、SNSやネットでつながっていることで安心していてはいけないのだと言っていました。結婚しない若者も増えています、少子化も高齢化も進んでいます。何だか悲しくなっちゃいます。

 

寂聴さんには数年前から若い秘書(女性)がいて、おちゃめな尼さんと言われることに喜びを感じていらっしゃるみたいです。良寛さんも70歳まで独身生活をおくり「もたない生き方」を貫かれたと聞きますが、本心はさぞ寂しい暮らしをされていたのではないでしょうか。仏の道に遣えるということは正に「孤独をいききる」ことなのでしょう。だからこそ、良寛さんは貞心(尼)のとこを愛おしく思っていたのでしょう。

説教じみた内容になってしまいましたが、災害が起こる度、誰かが亡くなる度に思うこと、それは今生きていることが有難いこと、であり、感謝して今を精いっぱい生きて楽しむことだと・・・。合唱、合掌。(こま)