キムチいい&キモチ悪い。年末は気を付けよう。

いよいよ師走となりました。

先日、3回目の韓国料理を楽しむ料理教室に参加させて頂きました。15名の参加中、エプロンおじさんは私を含めて5人でした。料理は楽しかりけり。

今回も韓国ご出身の男性講師から、本場のキムチ漬け、キムチ鍋(チゲ)、大根と人参のサラダ・キムチ風の3品でした。講師のお話では、白菜の出回るこの季節になると韓国でも越冬用に大量のキムチを作るのだそうです。キムチの材料は、白菜、人参、ニラ(長ネギ)、唐辛子粉末、にんにく、砂糖、塩、魚醤(今回はしょっつるの素)など。参加者で分担して、切る計る混ぜる塗るの作業。準備していた白菜は、講師がひと晩塩漬け(塩分15%)て準備したものを利用させてもらいました。

韓国の物と比べて、日本の白菜は水分が多いそうです。今回加えたしょっつるの素も、本場では、イカ・タコ・カキなどを入れるので、さらに旨味成分が増して美味しくなるし、キムチは発酵食品だから、酸っぱくなってからが美味しいのですよと。手でこねるキムチは、子どもの頃の泥かましみたいで気持ちえがったー。大根の柿漬け、千枚漬け、なた漬け、いぶりがっこ、からし菜漬け白菜の塩漬けなど、秋田の冬は漬物がいいね。

 

いつも乍ら、この話では終わらないー。

昨日の夜の8時過ぎ、息子を迎えに行こうと車を出したら、道の真ん中に(緑~の中を~走り抜けていかな~い)真っ赤なポルシェ~がでーん、と停っているではないか!

お隣の〇〇さん、推定67歳、男性、✖2の所有車だ。飲んで代行で来たみたいだ。

ヘッドライトに照らされて下を向いていたのかと思いきや、さにあらず、近づいてガラスをコンコン叩いたらやっと反応があって、助手席のドアが開き両足を外に出した。そしてオエーツ。

心優しいワタシは背中をさすり、自宅からコップの水を提供し、ほじを落としかけた隣人に愛の手を差し伸べたのである。クルマを移動してもらいたいのだが、左ハンドルの真っ赤なポルシェは私の手に負えそうになく、「車庫に入れたらぶつけそうだから、横に幅寄せしてもらえればそれでいい」とお願いした。

彼は、ヨタつきながらも運転席に体重移動し、車庫の脇に頭からポルシェを移動たかと思うと、サッサと自宅に入ってしまった。何も言わずに・・・。

神は何時もソナタのそばにいる「汝、隣人を愛し給え」アーメン。

最後に、踏んではならぬと道路上のモノを水で流し、目的地へと向かう顛末であった。

全ては水に流すのである

 

出来ることなら誰のお世話にもならずに過ごしたいと思ってはいるが、何処かで必ずお世話になっているだろうから『有難い』と『お陰様で』という気持ちを常に持っていよう。お酒の席ならなおのこと、折角楽しく飲んだのだから、全てを腹に収めてキモチ良く終わりにしよう。(こま)