令和元年5月1日、記念すべき日に山のいで湯にて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栗駒山へと続く国道が、冬季通行止めが解除になり開通したという情報で、超大型10連休ド真ん中の1日に、十文字、増田、東成瀬を経由して、久々の栗駒山荘へと向かいました。頂上に近づくにつれて残雪が多くなって、その雪上には風紋が一帯に痕を残していました。

天気は曇天、流石に秀麗鳥海山は遥かに望めませんでした、残念!

自宅からは1時間15分程度で着く、雲の上の露天風呂。ここは「天上の楽園」です。

のんびりゆったりと湯舟につかり、誰と話す訳でもなく黙々と静かに入って来ました。

内湯で20分、露天で30分、内湯に戻って横になり20分ほど居眠りうとうと。

あ”~~~~~。し・あ・わ・せ。

 

なんだかんだと忙しく働き通した平成の世に別れを告げて、令和の初日は、心に残るいい思い出になりました。もっとこれからは、のんびり歩んで行こうかな、と一人思う。

 

あんまりのんびりしていたので、昼はとっくに過ぎて下山時刻は1時30分になってしまい、次の目的地「増田のかふぇ花野」についたのが2時10分。

そこは、高校時代に同期で吹奏楽部主席クラリネット奏者をしていた友人の店。

入口で「何か食べられる?」と聞けば、パスタ程度ならと奥様らしき女性の反応。

OK、OKとばかり入店してみた。

自分でも名乗らず予告なしに来店したのに、彼はオレの顔を即時に認証したのである。

『おめ、変わってねぇなぁ~』おそるべし!

 

1時間もいただろうか。

昔話に花は咲かなかったが、互いのこれまでの人生を振り返る会話を楽しみました。

高校を出てから42年、時の流れの何と早い事かと改めて思った。

 

天然温泉につかり山の空気を吸い、友との会話を楽しみ、道の駅で山菜を土産にして帰宅しました。

時は金なりといいますけれど、お金をかけないスローライフな暮らし方が、どうやらアラフィフおやじに向いているみたいです。今度はどちらへ参ろうか。(こま)