60歳と21歳と山菜と、主夫と農夫と。

昨日、思い立って山へ山菜採りに行った。

8時に行くぞ!と突然に息子を誘いわらび採りツアーに向かった。

僅か40分程度でしたが、お腰に付けた籠の半分ほど収穫がありました。初体験の息子は山から谷の方向をみていたので「山菜は下から見上げると良くみえる」と先輩ズラ。

10時に帰宅し、わらびの穂だっこ取りをおばあちゃんに託し、7束くらいのものを重曹でアク抜き煮沸。

おばあちゃん(義理の母)は認知症が日増しにひどくなっていて、放置していた鍋の蓋を開けて「あや、わらびが、初ものが、うめそだごど~」と一言。多分、穂だっこ取りしたことすら覚えていないのでした。

最近、水道使用量が大幅に増えて検針員から「漏水の疑いがあります、点検を」と指摘されているのですが、これは認知症による水道水の垂れ流しが原因なのです。

朝の食器類の洗い方に我慢が出来ず、チョット注意したらむぐれてしまって、お願いしていた笹巻づくりをボイコットされました。

しょうがないから、初心者の私は自分で作る羽目に。でも、それはそれで楽しかった。

午後は、借りた畑で農作業。これもこれで楽しいのです。

「猫の額ほどの畑」とはよく言いますが、中々どうして結構な面積でやりがいも感じます。

 

この様にちょっとづつ、新しい生活サイクルが馴染んできました。

要は自分が如何に楽しんでやれるか!に尽きるなーと思うこのごろ、mmm~待てど~暮らせどおとずれもなぁくー。(こま)