海のものとも、山のものともつかない休日。

5月23日、木曜定休のワタシは、一週間ぶりにいつもの「わらび取り」のため8時に家を出て、およそ90分かけて或る山を散策しご覧の写真の量を収穫しました。道の駅やスーパーの店頭に並ぶような長さも太さも揃ったものではございませんが、家で食すには申し分のない大きさです。10時過ぎに帰って下処理~アク抜きまでしたら丁度12時。何とも充実した休日である、が、午後もヒマだな~と。アクティブ・シニアは更に思い立ち、今度は「海へ」と向かったのでした。

(山の物を収穫したのちは、山の神様に手を合わせるとともに、ご近所へも少しばかり恥ずかしながら御裾分けをしたのでした。)つづく。

今度は、大内を通り日本海沿岸高速自動車道にのって「道の駅きさかた・ねむの丘」を目指し、小一時間ほどで到着。温泉はあるが流石に真っ昼間からまっぱだかも何なので、足湯につかる。県外旅行者らしきご夫婦のとなりで「あ”~」と自己満足しながら辺りを観察。壁のあちこちには「足拭きタオルは売店で100円で販売中」の貼り紙がある。

足湯のすぐ横にはタオルの入ったカゴがあり「台拭き用タオル」と書かれていたが、こいつを使って足を拭き、20分後に靴下を履いた。

 

建物の西には、波も穏やかな大海原が広がっていたので、散策路を歩いて一人潮風に吹かれてみました。海岸をみつめていると、東日本大震災のこと、日本海中部地震のことを思い出し、もしも今、津波が来たらやっぱり助からないだろうなと思った。

 

来た道を引き返し、港のある方向へ足を向けた。

美しい海、幾何学的で美しい階段、別荘みたいな三角屋根の家があり近くに行ってみると、その屋根の向こうには大きく聳える鳥海山が見渡せるのでした。ここで目覚める朝は最高だろうな。

岩場であおさ海苔を取っている地元のおじさんがいて、反対側には若いカップルが1組。(写真)

人目を忍んでいちゃついているみたいです。「あー、若いっていいな~」

地元のおじさんに真似て岩場に降りてみて、そこから気になるカップルの様子を見てみたら、

ナント!抱き合ってちゅっちゅしてるではないか!真っぴるまからー(オジサンは羨ましいぞ!)

「二人を~夕闇が~包むこの窓辺に~」幸せだなー。

「海に~抱かれて~男ならば~」海、その愛。

恋だの愛だのと海岸を歌にしてきた、何と日本人の多い事でしょう。

でも、加山さん、桑田さん、TUBEの皆さん、湘南海岸だけでなく、象潟海岸も中々どうしていいみたいですよ。

『象潟や雨に西施がねぶの花』~またも来~よ~。

 

海のものも山のものも、全て神様・仏さまの愛で出来ているのですね。おわり。(こま)