欲をむさぼると無限に欲しくなる。欲を捨て「このくらいが丁度よい」と考えられると、もっと大らかに生きられる様な気になります。次の文章は、良寛様の詩です。
お前はお前で丁度良い
顔も体も名前も姓も、それはお前に丁度良い
貧も富も親も子も、息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度良い
幸も不幸も喜びも、悲しみさえも丁度良い
歩いたお前の人生は、悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度良い
地獄へ行こうと極楽へ行こうと、行ったところが丁度良い
うぬぼれることもことも無ければ、卑下することも無い
上も無ければ下も無い、死ぬ月日さえも丁度良い
御仏と二人連れのこの人生が
丁度良くないはずが無い
お前にそれは丁度良い
「裏も見せ、表も見せて散る紅葉」
まだまだ修行が足りぬこのわたし。(こま)
コメントをお書きください
照井咲枝 (水曜日, 29 5月 2019 00:38)
納得ですね~~このくらいが丁度良い^^^この幸せ感。
これでいいんだ~と温かくなりますね~^
★この間の自信のなさの裏返しの話にも共通ですね~
いろいろなことを受け入れることが、すべてだよね~~
「裏も見せ、表も見せて散る紅葉」
裏からの表現がさすがだな~