春すぎて
夏きにけらし白妙の
衣干すてふ
天のかぐ山
(By持統天皇)
春も過ぎ、
猛暑の夏も往き過ぎて、
こうべを垂れた稲穂の波が、
今を盛りとフィオレンテ。
今年も、いよいよ稲刈りのシーズン、収穫作業も佳境へと突入して参ります。
写真は、県があきたこまちを凌ぐとも称される期待のコメの新品種〈秋系821〉に賞金100万円を掛けて募集したネーミングの新聞による中間発表の6つ。
吾も挑まんと欲して、マシンガンの如く15点ほどインターネットサイトに応募しました。
このうちの最下部にある「べっぴん小雪」に、かすかな印象があるものの、何も控えを取らなかったので、自分が応募したものかどうか定かではない。
さて、このほど第99代内閣総理大臣に就任された、菅義偉さん(秋田県湯沢市(旧雄勝町秋の宮)出身)誠におめでとうございます。秋田県人として、また県南生まれの一人として心から称賛とエールをお送りしたいと存じます。
季節は「天高く、馬肥ゆる秋」ですが、「稔るほど、こうべを垂れる稲穂かな」という諺もあります。どうか、初心貫徹国民のために働く内閣の実現に邁進されることを心よりご祈念申し上げる次第であります。
100万円、夢は儚く消えにけり。
ネーミングにかなり自信をもって臨んだのだけれど、
「べっぴん小雪」は多分違うんだろうなぁ。(こま)
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