1.17に想う。月日の流れの何と早いことか。

あの日の朝は、セットしておいた5:30のFMラジオ放送で「大変な事が起こった」ことを知らされた。

阪神・淡路大震災が起こった、今日がその日、1.17。次々と入ってくる情報を耳にする度に、居ても立ってもいられない衝動に駆られたことを今、また思い出しました。「駆け付けて誰かの役にたちたい」と。まだ30代で気力体力充分な頃だった。ボランティアやNPO活動の原動力である「共助の精神」は、この災害から始まったとさえ言われています。


東日本大震災の直後の、3月19日には、岩手県大槌町に足を踏み入れ「町立みどり幼稚園」の泥上げボランティアを3日間した。


どちらの災害でも共通している事と言えば、やはり「当たり前にあった景色、当たり前に出来ていた物事が全て当たり前、ではない、という事」。ボランティアの原点は、出来る人が出来ることをやる。例えその地に行って行動する事が叶わなくとも、自分に出来る事をやればいいんだ、と。


西日本豪雨災害の時は、正に私達が出来る事としてチャリティコンサートもやりましたね。起こって欲しいとは誰も思いませんが、今年の活動目標を考えている今、これも1つかと思います。


話は変わって、

昨日、シルバー人材センター主催の障子.襖張り講習会があって、残った障子を一人で7枚程貼らせて頂きました。80歳とおぼしき建具職人さんに手ほどきを受けました。「明日だど思ってらったデー」と言って1時間も遅れてやって来た。「後継者がいねもんだがら引退も出来ね」と仰った。


先日のボランティア芸能フェスティバルのご報告にもあった通り、何処も高齢社会であるためか、次の世代育成が進んでいません。

私達も例外なく、一緒に歌ってみたい!と加わってくれる方の勧誘も同時進行させないと、とも思います。


お陰様で雪のない楽な1月を過ごしていますが、横手のかまくらは大変です。雪が降らないで仕事の無い方々もいます。厄介者と思われるこの「雪」も、降らねば降らねで作柄に影響大です。どうかお天道様、当たり前に程々に「どうかお恵みを」(こま)